キタムラ歯科の一般歯科治療

当院ではう蝕検知液という虫歯の部分が染まる液体と6倍ルーペを使用。虫歯を取り残さず、不要な部分は削りません。また、麻酔も痛みや不安を可能なかぎりおさえるようにしています。

虫歯が取り切れたことを確認したら、その穴にコンポジットレジンというつめ物を充填します。 一般的なレジンは歯の色調に近づけるために、赤や黄色の顔料を添加して調色されており、ちょっと不自然な色になってしまうことも。
当院で使用している保険適応のレジンは顔料が不使用。ご自身の歯の色調とおなじ色調になる特殊な技術を使っているから、自然な色合いを再現できます。また、強度や摩耗性にも優れています。

※穴の大きさによっては使用しないケースもあります。

虫歯などが原因で神経まで細菌感染が進むとズキズキ痛むようになります。その場合は神経の管を掃除して無菌状態にします。 この治療は視界が悪い事が多いうえ、神経の管の開口部は通常2mm前後と細く、ケースによっては0.5mmで閉塞している物も。 また、削りすぎることで、ドリルが骨にまで達するパーフォレーションという状態にしてしまう可能性があります。

当院では、ドリルで削るのは最小限にとどめ、専用の超音波チップでの安全で迅速な治療を行っています。

また、痛みの出やすい術後に備え、鎮静作用が強いお薬で消毒。治療後に痛みが生じにくいよう工夫しています。

歯周病を引き起こす細菌は酸素が嫌いな細菌で、歯と歯ぐきのわずかな隙間に潜伏しています。歯科医院での歯周病治療は、毎日の歯みがきで届きにくい所を重点的に、特殊な清掃をすること。 ですが、何よりも大切なのは、みなさんがおうちで行っている歯みがきです。毎日のこまめな手入れに勝る治療はありません。クリーニングについて、詳しくは予防処置のページをご覧ください。

さらに奥深い所に細菌感染が及ぶとさらに踏み込んだ治療が必要です。根っこや歯ぐきの中の見えない歯石を探りながらとりのぞいていくSRPという治療や、軟膏を処方します。 当院が処方する軟膏はヒノキチオールというヒノキの天然有効成分を含有。歯ぐきへの抗炎症作用があり、当院では約30年の治療実績があります。

また、重症の場合は、歯ぐきで病巣が見えないくらい深い場合も。そのときは外科的に歯ぐきを切開することが必要となることもあります。そのような事態になる前に、定期的な歯のメンテナンスを行いましょう。

「いろんな歯が痛い・・・。歯周病かな・・・。」
その症状、無意識の食いしばり・歯ぎしりが原因かもしれません。

食いしばり・歯ぎしりは異常な力を歯や歯ぐきなど歯周組織へ加えるので、そのダメージは計り知れません。 その結果、歯ぐきが縮んでしまい、食べ物が挟まりやすくなり、歯周病が驚くほど悪化してしまうこともあります。

している自覚のない方が多く、スマホやデスクワークなどで猫背になりやすいときに無意識にしていたり、ストレスが原因で寝ている間にしていることも。

治療法は様々ありますが、生活に潜んでいるものは簡単には治りません。している自覚を持っていただくことから治療はスタートします。

当院では、初診で歯ならびや歯のすり減り、骨の隆起なども診断。 歯のすり減りがあれば、口腔専用カメラで撮影したお口の写真で、歯のすりへりなどをご説明。 高精細の画像でご説明をすることで、ご自身の状態を自覚していただけるようにしています。

治療にあたっては、癖の指導やマウスピース治療、噛み合わせの調整などの選択肢の中から、ひとりひとりの状態と原因、そしてライフスタイルにあった治療をご提案。丁寧なカウンセリングで、効果的で続けやすい治療をおすすめしています。

前歯は衝撃や虫歯などで欠けてしまうことがあります。当院では、強度が十分でないケースではダイレクトボンディングという治療をおこないます。これはコンポジットレジンという樹脂を用い、歯を元の姿に戻す治療。前歯は特に色合いが重要で、隣接した歯との色調バランスが大事となります。

当院で使用している保険適応のレジンはご自身の歯の色調とおなじ色調になる特殊な技術を使用し、 自然な色合いを再現できます。また、強度や摩耗性にも優れています。

それでも気になる方には、審美歯科の治療と併用していただくことも可能。美しい白い歯をご提案します。

ブリッジとはその名の通り橋渡し。歯がない部分と残った歯を橋のように被せものをわたす治療です。 抜いた歯を放置したままだと、隣り合った歯が倒れてきたり、かみ合う歯がないので反対側の歯が抜けてしまうことがあります。ブリッジでそのリスクを回避することができます。

保険診療では前歯など見た目上、金属色が問題となる部分までは、表が白いプラスチックのものを選ぶことができます。

保険適応外となりますが、奥歯の処置や違った素材を使用することも可能です。詳しくは審美歯科のページをご覧ください。

部分入れ歯は残った歯にフックを引っかけて、維持するもの。噛んだとき、部分入れ歯は原則として歯がない部分に沈み込みます。それをささえるのがフックです。 当院では金属製のフックを使用した保険適応の入れ歯から、保険適応外のノンクラスプデンチャーの入れ歯まで、ご要望に合った部分入れ歯をご提案しております。

ノンクラスプデンチャーは金属のフックがない入れ歯です。弾性のある特殊な材料を使っています。保険適応のものはいわゆる針金を歯にかけますが、こちらにはそれがありません。針金のような強い力を残った歯に与えないから、残った歯へのストレスも少なくてすみます。 そしてなにより自然な歯並びに見えることが最大の特徴です。

総入れ歯は人生の楽しさを取り戻してくれるもの。食事が楽しくなったり、しっかり味が感じられるようにしてくれます。 だから、噛んで痛くないことや吸い付きがしっかりしていることはもちろん、食べ物が飲み込みやすく、会話がスムーズにできることが大切だと考えています。

総入れ歯の治療では完成までに一般的には1ヶ月以上かかります。 当院ではなるべく早く装着していただきたいという思いから、精密に型を取り、噛み合わせの確認など、なるべく自院で製作。 遅くとも1ヶ月以内に入れ歯が完成できるように準備しております。